補色

 8月もいよいよ終わりですね。

暑いのは嫌ですが、段々陽が短くなり涼しくなってくると、それはそれで物悲しいです。

そんな四季の移ろいを肌で感じられる車、オープンカー。

今回はMR-Sの御紹介です。


鮮やかなイエローのボディに、相性抜群のダークブルーを組み合わせました。


イエローとブルーは色相環においてほぼ向かい合う色、つまり補色に近い関係にありまして、

お互いを引き立てあう色であるというように言われています。



商業デザインにおいては目立つことがとても重要であるため、補色の組み合わせはよく使われます。

しかし自動車においてはただ目立てばいいというものではありませんし、

目立ったからといって必ずしもカッコいいとも限りません。

そんな中にあって、イエローとブルーは比較的きれいにまとまる、とてもいい組み合わせだと思っております。


MR-Sの場合、全体にポップなデザインですので、余計似合う気がします。

以前プジョー306カブリオレにも取り付けましたが、とても良かったですよ。


さて、私事ではありますが、この日の作業中にピアノが届きました。

我が家は2階がリビングなので、クレーンで搬入・・・・


どこから入れるかというと・・・

窓からです。

横長の窓を付けておいてよかったです。

ちなみに新品は高いので中古を買いました。

30年以上も前の物になりますが、

ピアノ屋さん曰く「当時は最高の材料と技術で手間を惜しまず作っていた」そうで、

きちんとメンテナンスすればまだまだ素晴らしい音を奏でてくれます。

見た目もお決まりのあの形ですし、色も定番の「ピアノブラック」ですから、磨けばパッと見は新品同様(?)。

こういった不変のデザインは長く愛せるのでいいですね。


ちなみに幼少時、ピアノを習えという親の薦めを断固たる姿勢で拒否した私なので、

「電子ピアノでいいじゃん」くらいに考えていたのですが、

やはり実際聞いてみると生の楽器の音はすごいですね。

音質も音量もスピーカーから出るものとは桁違いです。

これだけの音量があると御近所迷惑になってしまうのではないかと外に出て聞いてみましたが、

幸いうちは周りを道路に囲まれており交通量もそこそこありますので昼間なら特に問題なさそうです。

サイレント装置を付けておいたので、夜はそちらで練習。

 

さて、ピアノ教室を拒絶した私のDNAを受け継いだ息子&娘は果たしてちゃんと弾くのか...。

私自身、今になってみれば、ピアノがさらっと弾けたらカッコいいのになぁと思うので、

まぁ気軽に楽しくやってくれればいいなと思っております。