968と996
どうもこんにちは。
また今年も花粉の季節がやってまいりました。
なんでも昨年の5倍の飛散量ということで、
花粉症暦十余年のベテランである私としましてもかなりきついところです。
例年はバッチリ効いていた飲み薬も今年はほとんど効果がなく、
点眼・点鼻薬とのトリプルコンボで薬漬けの毎日です。
さて、幌の話ですが、前回御紹介したポルシェ968が仕上がりましたので御紹介いたします。
ポルシェ・968?どんなだっけ?という人も多いかもしれません。
正解はこちらです。
このリアエンド、見覚えのある方も多いのではないでしょうか?
伝統的にリアエンジンを搭載し、少々クセのある挙動が特徴でもあった911シリーズに対し、
やっぱり前後重量配分は大事だね、ということで(?)始まった一連のポルシェFRシリーズの最終型、
それがこの968となります。(パナメーラは除く)
やっとこさ仕上げましたが、なんとまぁ手間のかかること...。
正直、もう2度とやりたくないレベルです。笑
しかし、既に次のオーダーも入っていますので頑張ってまいりましょう。
コツもだいたいわかりましたし。
リアクォーターの立体的なカーブがいい感じです。
Bピラー後ろはペロっとかぶせてネジ止めしてあるだけなので、どうしてもちょっとシワが入りますね。
スッキリとしたサイドビュー。
重心が後ろ寄りでやや丸っこい911系と比べると、一般的なスポーツカーらしいデザインになっています。
ちなみに幌はTwillfastRPCのボルドーです。
夕陽が当たっているので赤みが強く見えますが、実際はもう少し落ち着いた色です。
さて、ここでついでにポルシェもう一台。
こちらはポルシェ911(996型)です。
前にもほぼ同じ見た目の車両がありましたね。
写真の使い回しではありません。
996はもうこれで5台目くらいでしょうか。
手間はかかりますが、すっかりお手の物です。
症状を言ってもらえれば、どこが悪いか大体わかるレベルになってきました。
ちなみに台数的にはエントリーモデルであるボクスターのほうが圧倒的に多いはずなのですが、
何故か今のところ全く交換依頼がありません。
やはり実績がさらなる実績を呼ぶといったところでしょうか。
ボクスターも同じタイプの幌なので、すんなり交換できるのではないかと思います。
というわけで、ここのところ輸入車の依頼が非常に多く、
比較的簡単な国産車と比べるとどうしても時間がかかっております。
お待ちいただいている皆様には御迷惑をお掛けいたしますが、
もう少々お待ちいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。