つっかえ
こんばんは。
本日はNBロードスターの御紹介。
こちらは幌先端のロック金物。
部品としての正式名称はトップロック。
助手席側は勝手に開かないようにロックするボタンがしっかり噛み合っているが・・・・
運転席側は1mm以上隙間が開いてしまい全く噛み合っておらず、勝手に開いてしまう状態。
この症状はNBロードスターのロック金物では定番の症状で、
ネット上では「磨耗した」という表現をよく見かけるのですが、
磨耗したのであればお互いが接触しなくなった時点で磨耗は止まるはずであって、
このようの1mm以上の隙間が開いてしまうのはどう考えてもおかしい。
もちろん、ロックレバーをどの位置へ持ってきても完全に隙間が開いており、
お互いが接触する箇所は一切ありません。
削れたのではなく、折れたのだろうか?
といっても折れた形跡もないし・・・
全くもって謎です。
今まではサンバイザーでなんとか押さえておりましたが、
幌を張り替えると張力が非常に強くなりますので、サンバイザーではとても押さえ切れません。
というわけで今回は気が向いたのでこれを改善してみました。
ネット上でよく見るのはロックレバーの側にビスを打って隙間を調整する、というものです。
シンプルで簡単・確実なナイスアイディアですが、
それだと座っているときに常にビスが見えてしまっている状態で、あまり体裁がよくありません。
DIYならともかく、一応幌屋としてはもう少し見えないように補修したい、ということで・・・・
ロックボタン側に3.2mmの穴をあけ・・・・
φ3.0mmのリベットを入れてみる。
が、全然届かない。
ということで・・・
ワッシャーをかませて調整する。
1枚1mmもないので細かい調整が可能です。
4枚かませたらちょうどいい感じに接触するようになりました。
この位置だと運転席からは覗き込まない限りリベットが見えてきません。
細かい調整も可能ですし、いい感じなのではないかと。
ただし、リベッターを持っていないと出来ませんし、一度分解しないとこの位置にはリベットが打てません。
というわけで、一応幌屋なりのプロ仕様、ということにさせてください。
なお、これは今回店長の気まぐれで実験してみただけですので、普段はやっておりません。
もう少し改良したあと、片側1,500円くらいいただければやってもいいかな?
新品部品が片側6,000円くらいするらしいので、コスパ的に悪くはないと思いますがいかがでしょう。
話は変わって、こちらは排水口。
上から棒を突っ込むと・・・・
下からそのまま出てきます。
シンプルな、実にいい排水口です。
フロントウェザーストリップも交換しました。
サビなーし!
で、出来上がり。
茶色の革シートをまとったMVリミテッドで、ブリックの幌との組み合わせが実にいい感じだったのですが、
雨天&夕暮れでちゃんとした写真が撮れず・・・・残念。
さて、新コーナー、今日のにゃんこ。
店長がデスクワークをしているときは、机の引き出しで寝ています。
シートヒーター完備の快適設計。
子供めらの追跡から逃れたいときは内部へ収納することも可能です。
その後別の引き出しから現れるというイリュージョンを見せることも。
店長が外で仕事をしているときはこのように窓から常時監視しています。
こちらの座布団もヒーター完備。
長毛種が混じったような感じの毛並みでして、首、胸、そしてシッポがモフモフです。
どうです?モフりたいでしょう?
後ろから見ると耳がミミズクの触覚(羽角というらしい)みたいに見えて可愛いです。
モッフモフー!
さぁ、こんなにゃんこと一緒に暮らしてみたくなったあなた、是非お気軽にお声掛けくださいませ。
それでは、また。