バムンッ
こんばんは。
朝晩はだいぶ涼しくなってまいりましたね。
暑けりゃ寒さが恋しいし、寒けりゃ暑さが恋しいし。
まずこちらはニュービートルの幌交換。
ヘッドライナーのケーブルガイドが折れてしまっております。
本来こうやってくっついてるわけですね。
というわけで、必殺プラ溶着剤を盛りまくって補修!!!
部品と部品をくっつける今までの接着剤とは異なる新たなアプローチ、
プラスチックを盛って溶着する、という新感覚の接着剤なのです。
が、すぐ折れた....。
引っ張りには弱い模様。
結局、金属製のケーブルガイドをくっつけて無事解決。
やっぱり金属の安定性にはかないませんですねぇ。
幌のほうも無事完成。
黒いボディにボルドーの幌、良く似合っておりますね。
ニュービートルの幌はたいして調整するところもなく簡単そうに見えますが、
実はただ付くように付けていっただけでは上手く張れません。
こちらの幌もかなり調整してあります。
かと思いきや、一発でばっちり決まる時もある。
まぁ要するに多少バラつきがあるのです。
幌のほうもそうだし、車両側も年式によって細かい部分が色々違います。
というわけで、やはりちゃんと張るにはある程度の経験が必要です。
こちらは同じくフォルクスワーゲンのゴルフ4カブリオレの前期。
定番の前後の継ぎ目剥離。
接着剤でくっつけてあるだけですので経年で剥がれてしまいます。
縫い目のような部分はどなたかが補修したもので、実際には縫い目はありません。
ガラスのほうは黒いテープで一面覆われております。
なんでかというと・・・・
ガラスが粉砕してしまっております。
原因はよくわかりませんが、幌を開けたところ割れてしまったんだそうです。
ゴルフ4前期はガラスを再利用しますのでこのままでは幌交換ができません。
というわけで、事前にオーナーさんのほうで中古ガラスを手配していただいております。
たまたまヤフオクに出ていたので助かりました。
で、無事交換完了。
リア周りのカーブも美しく出ており、上手く張れました。
幌はTwillfast IIのダークブルーです。
この日はとってもカラフルは面々が集まっておりますが、幌はどれもみな同じダークブルー。
S2000もこれからダークブルーに、奥のガレージに隠れているシルバーのZ3もダークブルーです。
最近はボルドーがやたらと多かったので、ダークブルーだらけは珍しいです。
ワインレッドにダークブルーの組み合わせは珍しいのでご紹介しておきます。
こちらのS2000は全塗装上がりで黒の幌を装着。
粗が目立ちやすい濃色塗装ですが、非常にきれいに仕上がっております。
ちなみに写真だと真っ黒に見えますが、実際は青みがかった黒になっております。
こっちはフィアット・バルケッタ。
黒のボディに黒の幌。
今まで見た中で一番状態がいい個体ですね。
ちなみにバルケッタ、こう見えてドアの閉まる音がなかなかの絶品なのです。
ボディ剛性などさして無いはずなのに、ゴムパッキンがあたる「ボンッ」という音と、
ドアロックが当たる「ガチャン」という音のバランスが絶妙で、実にいい音がします。
ドアの開閉音を左右するのは気密性だ、なんていう人もいますが、
バルケッタなんてオープンなのに、実にいい音がするんですよ。
簡素な構造で雑音が出にくいのがプラスに作用しているのかもしれません。
途中に非常にくっきりとしたプレスラインが入っているのも鉄板の剛性確保に役立っていそうです。
そんな素晴らしい開閉音に関与しているかどうかは不明ですが、
バルケッタのアウタードアハンドルは、ボタンを押すとレバーが出てくる、
実にオシャレなものが採用されております。
GT-Rのものも同じようなタイプですが、あちらは空力のため、こちらはデザインのためです。
ハッキリ言って少々使いにくいですが、それもまた美学なり。
こちらはZ33にボルドーの幌。
バーガンディと比べると、ちょっとだけ明るい印象になりますね。
バーガンディは廃番で、今後はすべてボルドーに置き換わりますのでご了承ください。
オーナーさんから「交換前の写真も撮っておいてください」と言われましたので、パシャリ。
うむ、なかなか激しく破れております。
この状態だと恥ずかしいのでなるべくオープンで走っていたそうですが、
これからはオープンもクローズも、それぞれお楽しみいただけるかと思います。
それでは、また。