チルチルブチル

こんにちは。

最近、ベルトラインモールの同時交換依頼が増えている感じです。

日記に書くので、余計増える傾向にあるのかもしれません。

思いのほか手間がかかるので好きな作業ではありませんが、幌屋の使命?ということで頑張ります。

 

で、今回はNAロードスターの交換。

 

S2000はエプトシーラー系で防水しているのでまだいいのですが、

ロードスターはブチル塗りたくりでとても始末が悪いです。

しかも非常に粘度の高いねっちゃねちゃのブチル。

 

とりえあずウェスでふき取るも、ねっちゃねちゃが薄く塗り広げられた感じ。

 

脱脂スプレーで磨く、磨く。

写真ではわかりにくいですが、塗装本来のツヤが出てきました。

 

よく見るとベルトラインモールが付く部分の塗装に段差があります。

元色と同色ですが、一度塗り直している模様。

よほど丁寧な作業でないかぎりモール類は付けたまま塗装しますので、

どうしてもこういう部分には粗が出てきてしまいますね。

 

 

で、外した古いモールを見てみると・・・・

ボディを傷つけやすいアーム部分の先端に保護塗料みたいなのが塗ってありました。

前はなかったのですが、改良されたのでしょうか。

 

で、新しい部品と比べてみると・・・・

右が古い部品。

端から数えて一番目と二番目のアームまで保護塗料が塗ってあります。

左が新しい部品。

一番端のアームにのみ保護塗料が塗ってあります。

 

う~ん、前は新品で全く塗ってなかったのに、

今回は外した古い部品には2個目まで塗ってある。

そして今回の新品は一番端だけ塗ってある。

年々改良されて増えていくならば納得ですが、増えたり減ったり特に規則性が見出せません。

たぶん気まぐれで塗っている感じなのかも?

在庫が減るたびにちょっとずつ追加作成する感じでしょうから、

あ、今回は塗らなかったわ、まぁいいか、的な状況があるのかもしれません。

 

というわけで、より確実に作業するために、エプトシーラーでエッジを包み込んでカバーします。

これで安心安心。

 

みなさん、ここの部分、本当に気をつけたほうがいいですよ。

まぁ大丈夫でしょ、とか言って省略すると、うがぁーーーー!ってなること間違いなし。

メーカーがわざわざ対策として保護塗料塗るくらいですからね。

いかに危険か、わかりますよね?

 

それでは、また。