VOLVOLVO
こんばんは。
本日はボルボC70のご紹介。
そんなに依頼は多くないのですが、
今回はたまたま2台取り付けが重なったのでまとめてご紹介いたします。
まずはこちら。
パールホワイトのボディにTwillfastRPCのボルドーです。
真っ白に赤だとスポーティな感じになりますが、
パールとの組み合わせだとなかなか上品な雰囲気を醸し出してくれます。
と思っているのは赤幌を見慣れている店長だけらしく、
初見のオーナーさん曰く「うわっ、派手だなぁ~」だそうです。
このテールランプのデザイン、とても好きです。
高級車らしい、硬質な感じに仕上がりました。
Stayfast生地だとやや薄いためかこのパリっとした感じが出ませんので、
やはりコンフォート系のオープンカーはTwillfast系以上の生地にしたほうがいいと思います。
ちなみに、こちらの車両のオーナーさん、
エンスー車好き御用達サイト「エンスーの杜」の管理人である金盛さんです。
(お名前掲載快諾いただきました)
私も一エンスー車好きとしてサイトはいつもチェックしていたので、
お問い合わせいただいたときは「うわ、有名人から依頼来たー!」と舞い上がりました。笑
実は金盛さんも千葉ですので、全国的に見れば結構近所なのです。
独立開業の大先輩から色々お話を聞けて楽しかったです。
さて、わざわざお金をかけて幌交換をしたこちらの車両、
近々エンスーの杜サイトに「売り車両」として掲載する予定とのことです。
気に入ってしばらく乗られていた愛車ですが、どうせなら綺麗な状態で次の人へ、という粋な心遣い。
というわけで、こちらの車両を見てピンときた皆様。
エンスーの杜、要チェックです。
さて、もう一台も素敵なお車。
青緑?の車体にTwillfastRPCのベージュ幌です。
前出の車両とはまったく別の車であるかのような趣きで、こちらもとてもいい感じです。
金盛さんの車両で作業時間を計測してみて、
「よし、これは1日で出来そうだぞ」と思ったので日帰りで作業させていただきました。
仕上がりは夕暮れギリギリでしたが、なんとか撮影に成功。
だいぶ日が伸びてきたので助かります。
短期間で2台作業しますと、やはり2台目はとてもスムーズに進みますね。
前の作業から数ヶ月以上期間が空くと、せっかく得たコツなどを忘れてしまいますので・・・
一応メモに記したりもしているのですが、
しばらくぶりに読み返しても「はて、なんのことだっけ?」って感じで、
あまり用を成しておりません。
さて、こちらはC70の駆動系部分。
欧州車の幌開閉は油圧システムが多いのですが、C70は全てモーター制御となっております。
モーターのパワーはかなり余裕がある感じで、
幌を張った直後のパンパンの状態でも、難なく閉め切ることが可能です。
他の車種とは細部の納まりがだいぶ異なるのでどこ製かなと調べてみると・・・
ありました、製造元ラベル。
ドイツのEdscha社という会社だそうです。
こちらの会社はボルボのほかにもBMWやメルセデスの幌システムを開発しているようです。
欧州車としては珍しく、トルクスねじではなくプラスねじを多用しております。
トルクスの場合はサイズがいちいち細かく分かれていて作業が非常に面倒なのですが、
プラスねじの場合はフィリップスドライバー(PH2)一本あればほとんどいけますのでだいぶ楽ちんです。
しかしなんで欧州車はあんなにトルクス好きなのだろう。
そんなに特別優れているとも思いませんが・・・
フィリップスねじのほうがグッと押したときに芯が決まりやすいし好きです。
それではまた。