船底
こんばんは。
関東は最近暑い日が続いております。
しかし、千葉の夏はだいたいいつも風が吹いているので、
耐えられないほどの暑さ、というわけではありません。
はい、というわけでまずこちらはフィアットバルケッタ。
ダークルビーの幌に交換しました。
ダークルビーは生地の生産が終了し、メーカー在庫も切れたのでこれでもうおしまい。
需要があるんだから作ってくれればいいのになぁ・・・残念。
こちらはバルケッタのフロア。
雨漏りする前提?かどうか知りませんが、床面が一体成型の樹脂で覆われております。
シートのスライドレールは金属なので、
水没しないようにわざわざ一段高い位置に付いているという念の入れ様。
雨漏り上等!ドンとこいやっ!と言わんばかりの親切設計、潔くていいですね。
ね、漏れたでしょ?でもほら、床は防水なんですよ、みたいなノリ。
新車から雨漏りする車両も普通にあったそうで、
ディーラーさんも「まぁ、オープンカーですから」で片付けていたそうな。
さらに困ったことに、バルケッタちゃん、ウェザーストリップの調整が一切効きません。
骨組と完全に一体型となったレールにそのまま嵌めてあるだけ。
基本的に「雨漏りを調整して直す」という発想はないようです。
「漏れたら受け止めればいい」という新しいアプローチを選んだ革新的な構造なのです。
まぁなんせ、バルケッタ=小船なわけですから、水との親和性を重視した設計なのかもしれません。
こちらはNCロードスター。
赤なのでやっぱり黒!
NCは誰が張ってもだいたいこれくらい綺麗に張れると思います。
元々精度がいい上に、このようにしか付きようがない構造なので、
DIYで交換してみたい!という方にもぴったりな車種です。
詳細なマニュアルも付属しておりますので、皆さんぜひチャレンジしてみてください。
こちらはBMW・Z3。
幌は全然痛んでいなくて非常に綺麗なのですが・・・
リアスクリーン周辺のモールの割れが気になるとのことで全張替え。
こちらの車両は全体的にすごく綺麗で、
ボロボロになりがちなドアアウターハンドル周りのゴムも綺麗に残っています。
もしかしたら一回交換したのかも?
サイドのエンブレムは交換待ちなのか、外されていました。
でも、外した下にもちゃんとBMWのロゴが入っているのです。
こういう洒落の効いた演出、いいですね。
すごく綺麗な車両でしたが、さすがにボディに隠れている幌端部は泥が溜まっています。
幌を外したボディ後部側。
こちらの車両、いつもよりブチルがたっぷりな気がします。
全部除去して・・・
エプトシーラーに置き換え。
幌側にも貼ります。
当店ではしばらくこの方法でやっていますが、雨漏りは大丈夫みたいです。
エプトシーラーはブチルのような粘着性はありませんが、
3cm幅の防水帯をボルト締めでギュッと圧縮する形になりますので、
恐らくかなり信頼性は高いのではないかと考えております。
で、完成写真・・・と言いたいところですが、暗くなってしまったため撮れずじまい。
Z3は結構やっているのですが、いつも写真撮れないんですよねぇ。
さて、我が家のTHE・下駄グルマ、プントくん。
あれ、意外と壊れないかも?と油断していたら、
ここ最近いよいよイタ車としての本領を発揮してまいりまして(まぁ14年落ちですし)、
フロント左ワイパーが動かなくなり、続いて右も動かなくなり、
リアワイパーが根元から折れて脱落し、
センターパイプは腐って排気が漏れ、
エアコンもなんだか効かないし、謎オイルもそこかしこから漏れてるし、
今何キロで走っているのかもよくわからないし、
エアバッグがちゃんと出るのかどうかも怪しい、
バックで坂道駐車するとエンストするし(CVT)、
少々雲行きが怪しくなってまいりました。
まぁ、思い返してみれば元々色々なトラブルはありましたけれども、
単発だったのでその都度適当に直して乗っておりました。
が、ここ最近は同時多発的になってきたので、はてさてどうしたものか。
致命的なトラブルはないので当面大丈夫そうですが、
ぼちぼち次期車両を考えていかないといけなくなって参りました。
いや、考えたい、ぜひ考えさせてください。
次何にしようかなーって考えている時が一番楽しいのです。
それでは、また。