ポスト
こんばんは。
まずはバルケッタの御紹介。
シルバーのボディにStayfastのブリック。
ブリックは廃番予定といいつつ、いつまでも生地が出てきます。
これからもしばらく出てくれますように。
今回のバルケッタは一度幌を交換した形跡があり、
右側のウェザーストリップの下部が引きちぎれておりました。
抜けないからといって持ちやすい下のほうを集中して引っ張ると、
このように無残にも千切れてしまいますので注意しましょう。
お次は店長のA4ネタ。
幌とは全く関係ありません。
長雨の後、トランクリッドの内張りが湿っていたので補修。
それにしても、たかだかトランクリッドなのにずいぶん色々付いていますね。
原因はハイマウントストップランプのシール不良。
一度補修した形跡がありましたが、
全く的外れな位置にシーリングが打ってあり、ちっとも直っていません。
わざわざここまで分解しておきながら、なぜ一番肝心なところが適当なのか。
ポスト。
ランプの周りのブチル?だかなんだか知りませんが、劣化してボロボロになっています。
これを補修しないと雨漏りは直りません。
ここで登場、店長お気に入りのスワンボンド。
ボンドといいつつ、実際はブチルゴムを細長いひも状にして、さらにロール状にしたものです。
これがまた適度な粘り気で大変扱いやすく、
さらに、引っ張って細長く伸ばすことで太さの調整も容易に出来ます。
まだ使ったことが無い方は是非一度使ってみてください。
あの扱いにくさ100%の憎っきブチルゴムを見る目が変わること間違いなし。
元に戻して散水テスト。
無事合格。
ブチルが厚すぎたのか少々ランプが奥に引っ込んでいるような気もしますが、
まぁ、機能優先ということで、良しとしましょう。
比べなけりゃあ、分からない。
ところで、トランクリッド裏の左右についているこの装置はなんなのだろう?
調べてみたら、ラジオ&テレビのアンテナでした。
「A」みたいになっているところにアンテナ線が入っていて、それで受信しているのですね。
カブリオレということで屋根もないしアンテナはどうしているのだろうと思っていたのですが、
まさかこんなところに隠されていたとは・・・・
ちなみに、トランクリッドはよく見たら全体が樹脂製でした。
だから裏側にアンテナを仕込んでも大丈夫なのですね。
あともう一つ、以前から感心していた点。
A4カブのリア周りは日本のナンバープレートがぴったり入るようにデザインされています。
こちらのドイツ仕様でももちろんピッタンコ。
この地域ごとにデザインを変えるという対応も、樹脂製だからなせる業だったのですね。
鉄板のプレスだと、ここまでの対応はちょっと難しかったでしょう。
ましてや日本市場なんてほとんど売れないでしょうに。
漏水のせいで曇っていたナンバー灯もついでに掃除しましょう。
今ひとつ綺麗になりきりませんが・・・・まぁ覗き込まないと見えないし、良しとしましょう。
雨漏りも直ったし。
と思ったら、作業中のミスで電球が片方切れてしまった。(電極がちぎれた)
今度は電球買ってこないと・・・
ああめんどくさい。
それでは、また。