★店長日記★

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クロス生地はその名の通り「布」です。

日本製のオープンカーはほとんどビニル生地なので、

一体全体どんなものなのか想像がつかない方も多いでしょう。

というわけで、とりあえず濡らしてみました。

(といっても洗車中に撮影してみただけですが)

この写真は張った直後ですので、まだ少し水をはじいています。

これは撥水加工してある、というよりも、

繊維を作る過程でなんらかの目的で若干付着している油分が残っていて、

それのせいでいくらか弾いている、といった程度の感じです。

で、濡らし続けると色が濃くなっている部分のようにジットリと濡れてきます。

撥水加工しない状態で雨が降り続けると、この濃い部分のような状態になるとお考えください。


では、次にタオルでふき取ってみましょう。

なんと、びっくり。まるで全く濡れていなかったかのように元通り。

これがアクリル生地の特徴です。

綿だと繊維そのものが水分を吸ってしまいますが、

アクリル生地の場合、繊維と繊維の間に水分が入り込んでいるだけですので、

タオルでさっと拭くだけで水分が取れて元に戻ります。


ということは、汚れはどうでしょう?

汚れも同じように繊維の隙間に入り込んでいるだけですので、

綿のように繊維そのものに色がつくことはほぼありません。

ですので、汚れても洗えばたいていの汚れは綺麗になります。

体育の授業でジャージを着たことがあるかと思いますが、

あれの多くもアクリル繊維を使用しています。

泥まみれになって汚れて帰ってきても、洗濯機に突っ込んで洗えば元通り。

あの感じを想像してもらえると分かりやすいかと思います。


余談ですが昔アクリル繊維が開発されたばかりの頃、こんな苦労話があったそうです。

「すごく優れた繊維を開発したのにどうやっても染色できない!これじゃ使い物にならん!」


「染めようと思っても染められない」

言い換えれば

「汚そうと思っても汚れない」

とも考えられます。


結局アクリル繊維は、カチオン染料という、

なんだかよくわからない化学的な染色方法が開発されるまで、

服飾業界においては使い物にならなかったそうです。


とまぁこんなような特徴がありますので、

汚れに関してそれほど神経質になる必要はありません。

ご参考までに。

画像がたくさんあるのでちょっとペースアップしていきます。

今回はS2000です。

ダークルビーってちょっと派手だと思っていませんか?

こちらのS2000の場合、とても上品にまとまりました。

白とダークルビーの組み合わせだとイチゴショートっぽくなることが多いのですが、

ガンメタっぽいホイールのおかげで全体のトーンがちょっと下がり、

なんだかとてもいいバランスにまとまりました。


前回もお話しましたが、幌とテールランプのコンビネーションも結構重要です。

ごらんの通り、テールランプはちょっとくすんだ赤色をしていますので、

ダークルビーとの相性がなかなかいいのです。


ちなみにこちらの車両、オーナーさん自ら交換されました。

すごいですね、さすがに私も一人ではようやらんです。

「ようやらん」は広島にいたときに覚えました。

「とてもじゃないけど、ちょっとやってられない」みたいな感じのニュアンスが、

たったの5文字、「ようやらん」で片付きます。

とても便利な言葉です。

標準語に取り入れてほしいです。

関西方面だとまたちょっとニュアンスが違うみたいですけどね。

最近ほとんど見かけることがなくなったマリナーブルー。

元々少なかったのもありますが、

塗装がそれほど丈夫じゃないこともあって、

塗り替えられてしまった車両も多いのではないでしょうか。


そんなマリナーブルーですが、

今回の車両はとてもきれいな状態を保っています。

幌はスタンダードな黒のクロスです。

マリナーブルーのお客様はもう一方いらっしゃいますが、その方も黒にしました。

この色の場合はあれこれ悩まず、黒にするのが一番です。

幌の色のコーディネートを考えるときのコツですが、

極力全体の色の数を少なくするようにしましょう。

タイヤや下回りの黒を除いて最大3色までが限界です。

それ以上は高度なカラーコーディネートのセンスを持つ人じゃないと難しいです。


さて、車のボディをよく見るとさまざまな色があります。

今回の車ならボディが青、ホイールが白、テールランプが赤、

こうなると、あれ、もう3色使ってしまいました。

ここにさらに色を増やすとたいていの場合チンドン屋になります。

かといって白や赤の幌はあまり似合いません。

じゃあタイヤや内装と同じ黒にしておきましょう。というように考えます。


どうしても幌の色を変えたいんだ!というときは、

例えばホイールを元のシルバーに戻しましょう。

シルバーの場合は数に数えなくてもあまり影響はありません。


逆にテールランプは大きな面積がありそこそこ目立ちますので、

一つの色として加えるのがコツです。

ダークルビーが割とどの車両にも無難にくっつくのは、

テールランプとほとんど色が同じなせいもあります。

それでも補色の関係とか、暖色、寒色などなど色々あるので単純ではありませんが・・・

というわけで何かと難しいので、

もし色選びに困ったらお気軽にご相談ください。

意外と、というかかなり組み合わせが難しい、グリーン系のボディ。

無難にいけばタンをくっつけておけばバッチリなのですが、

せっかくなのであえて別の色にしたいという方も多いでしょう。

 

そんなグリーンのボディに、今回は禁断(?)のカラー、ダークルビーを付けてみました。

緑に赤といえば、そう、クリスマスです。

クリスマス時期にサンタのかっこして、

電飾をつけて街に繰り出せば間違いなく人気者ですが、

オフシーズンには果たしてどうなってしまうのか?

と心配したのですが・・・

思いのほか、と言ったらなんですがとても良かったです!

赤じゃなくてダークルビーなのがポイントですね。

車体も幌も落ち着いた色なので、なかなか渋い感じにまとまりました。

ちなみにこちらワンピースタイプです。

ワンピースのクロス仕様も受注生産にて承りますので、

どうぞお気軽にご相談ください。

がんばろう日本のステッカーがオーナーさんの人柄を物語ります。

はい、がんばりましょう、日本!

前はなかなかスポーティなエアロが組んであります。

360モデナ風のデザインですね。

この角度だと若干カプチーノっぽくも見えます。


実はまだいろいろ取り付け写真がたまっております。

順次公開していきますので、どうぞお楽しみに!

 

久しぶりにS2000のご紹介です。

S2000への取り付けはこちらの車両で4台目になりますので、

内装の脱着もだいぶスムーズにできるようになりました。

なんだかんだで、朝から夕方までかかってしまいましたが、

精神的にはだいぶ楽チンです。


さて、こちらの車両は鮮やかなオレンジ色のボディです。

全塗装?と思ったのですが、オプション設定であったのだそうです。

さらに内装はシートからダッシュボードまで、全て真っ赤っか。

今回は、そんなホットな車両にさらに磨きをかけるため、

ダークルビーの幌をチョイスし、暖色系等での統一をはかりました。

どうですか?

かなり統一感が出ていい感じになったと思います。

せっかく目立つ色なわけですから、徹底的にやりましょう。

ちょうどBBSのロゴが赤なので足元もバッチリです。

泣く子も黙るRG-R、1本あたり、うちのプント1台分です。

庭の植物も少しずつ増えております。


奥に見えるのがガレージです。

作業はこの中でえっちらほっちら行っております。

S2000もデビューからだいぶ時間がたって、

幌がボチボチくたびれてきたころかと思います。

心機一転新しい幌に交換して、嫌な梅雨を乗り切りましょう。

といっても、今からご注文いただくと、入荷するのは梅雨明けになります。

あしからず。


今回の交換費用は、幌本体とレインレールを取り替えて、

だいたい11万円でした。

生地はクロスタイプです。

S2000乗りのみなさま、ご検討ください。

一口に幌交換といっても、その難易度は様々です。

あら、かんたん!という車種もあれば、

もう勘弁してください・・・という車種もあります。


というわけで、今まで作業した中での難易度ランキングです。

黒い星が多いほど、難しいです。

ちなみに幌交換作業内で比較した場合の評価です。

星ひとつだからといって、バッテリー交換のように簡単ではありません。


・フィアットバルケッタ ★☆☆☆☆

これはもうかなり簡単です。

はぁ~、なるほど!よく考えて作ってあるね!と感心します。

イタリア人がここまで気が利くとは思いませんでした。

初めてでもおそらく3~4時間あれば終わるのではないでしょうか?

当方でも取り付けは出来ますが、

DIYの好きな方はぜひチャレンジしてください!


・フェアレディZロードスター(Z33) ★★☆☆☆

これもなかなか簡単です。 

なぜなら、バルケッタもそうですが、内装をばらす必要がないので。

後ろが持ち上がるタイプの幌は基本的にどれも楽です。

だいたい4~5時間みておけば終わるでしょう。

ディーラーだと骨組ごと交換で40万なんてとこもあるそうです。

そのほうがよっぽど面倒なのに^^;

ある程度いじるのが好きな方なら「なんだ、こんなもんか」と思うはず。

狭い車内に入ってゴソゴソ・・・という作業がないので体力的にも楽です。

アルファGTVスパイダーもこの辺ですかね。

ネジがもっとスムーズに入れば、星1.5くらいなのですが・・・


 

・マツダロードスター(NA・NB) ★★★☆☆

まぁ別にそれほど難しくはないのですが、前者2台と比べると少々面倒です。

内装を少しばらす必要がありますし、

狭い車内でえっちらほっちらする必要があります。

レインレールがあるのもマイナスですね。

ですがまぁ、器用な方ならDIYでも十分可能な範囲です。

MR-Sもこのくらいのランクですかね。


・S2000 ★★★★☆

こやつは・・・

幌自体はロードスターと同じ東洋シート製でそれほど複雑ではないのですが、

内装の脱着がとにかくもう大変です。

ピュアスポーツなんだから内装なんか鉄板むき出しでいいのに。

ホンダさん、余計なことしないでいいっす。

しかもです、普通現代の車の内装はほとんどクリップで嵌ってて、

引っ張ればバコッと簡単に取れますよね。

ところがS2000の場合は片っ端から大量のネジで止めてあるのです。

で、それぞれの部品の脱着は順番が決まっており、

適当にくっつけていくと最後の最後で「あれ?これ入らなくない?」となって、

はい、やり直し!!となります。

やり直しは精神的に結構きますよ。

初めての方は余裕を持って二日くらい見ておいたほうがいいかもしれません。


・フォード・マスタング★★★★★

もっと難しいのもあるのでしょうが、

個人的経験では今のところダントツナンバーワンです!

他の車種はネジを止める位置が決まっていて、

付くように付けていけば、はい、出来上がり!なのですが、

マスタングの場合は明確に決まっていません。

ですから、付けては外して調整し、付けては外して調整し、の繰り返し。

初めてやったときは絶望しました。

でも何かコツがあるんでしょうね。

マスタング幌交換マスターの方に聞いてみたいです。


以上、暫定幌交換難易度ランキングでした。

 

フェアレディZ(Z33)ロードスター、

今まで何台か取り付けはしておりましたが、

今回やっと写真をちゃんと撮影できましたのでご紹介いたします。

ちなみに今回のオーナーさんは、

ご夫婦で遠路はるばる関西から来てくださいました。


幌の色はダークルビーよりももっと明るいバーガンディ、

いわゆるワインレッドってやつです。

ご注文いただいたときは「派手過ぎやしないだろうか?」と思ったのですが、

付けてみたらご覧のとおり!

ばっちり決まっております。

純正でありそうなくらい、普通にかっこいいです。

白いボディと鮮やかな赤の組み合わせは、さながら日の丸弁当のよう。

道行く人も思わず2度見します。

オープンカーというだけで「あそこの旦那は・・・」

と後ろ指をさされる保守的な国ですので、

赤い幌はよほど衝撃的なのかと思われます。

しかしご安心ください。

私の知る限りオープンカーを所持している方のマトモ率はかなり高いです。

もっとも私の場合は「一緒に作業しましょう」という特異なスタンスでやっているので、

その時点でかなり客層が絞られているかもしません。

必然的に物好きな方が集まります。笑

幌の話に戻りまして、後ろから見るとZ33の幌はとても小さいです。

グラスエリアも最小限ですね。

逆に幌面積が小さいのでちょっと派手目の色でちょうどいいのかもしれません。

さりげなくテールランプが交換してありまして、

ブレーキを踏むと「Z」の字に光るんですよ。

社外品にありがちな下品なデザインではなく、とてもかっこよかったです。


今回は遠方なので泊りがけで来ていただき、

一緒に作業して一緒にご飯を食べて、

とても楽しい時間をすごさせていただきました。

また別の色にしたくなったらいつでもお越しください!


参考までに、今回の幌交換は10万円かかっていません。

作業時間はおよそ4時間です。

安くて簡単。

そろそろ幌がやばいみなさん、是非ご検討ください。

ちょっと前にプジョー406クーペを買いまして、

便利だったアウトランダーはもういなくなり、

家族持ちなのに2ドアクーペとロードスターじゃいかんだろう、

ということで、程度が良くて安かったフィアット・プントを買いました。

(まだ一度も見てませんが、たぶんキレイなはず)

小さいくせにこの目つきの悪さ。

ヒゲみたいなバンパーモールも効いてます。

406クーペもそうですが、基本的に目つきが悪い車は好きです。

プロジェクターランプ4灯式というのもそそります。

最近の巨大なヘッドライトは嫌いです。


リアはなんてことないのですが、

なんてことないなりに、かなり完成度の高いデザインだと思います。

多くの人が古いイタ車、フランス車を敬遠するので、

私みたいなのが安く買えてとても素晴らしいです。

壊れたら直せばいいし、

走行に支障が無いならほっとけばOK。

予算が無いから古い車に目が行くのか、

お金がたんまりあったら最新のモデルが欲しくなるのか、

よく分かりませんがちょっと前の車のほうが好きです。

結構前から扱っていたのですが、

取り付け写真の無かったブリック色の幌、

ついに手に入りましたので掲載させていただきます。

ちなみにブリックはNCロードスターの茶色と同じです。


まずは斜め後ろ。

どうでしょう?

個人的にはかなりかっこいいのではないかと思います。

タンよりも渋く、ダークブラウンよりは軽やかに。

実にちょうといい塩梅です。(今の若い人あんばいって言います?)


後ろから。

この後姿を見たことがある人はほとんどいないはず。

うち以外ではたぶんこの色は扱っていません。


真横から。


純正でもありそうな組み合わせです。

あまり詳しく無い人はたぶん気付かないでしょう。


斜め前から。

元々のモディファイのセンスの良さもあって、

とても上品にまとまりました。

グリーン以外にも、

ブラック、レッド、シルバー、イエローなどなど、

色々なボディカラーに似合う万能カラーだと思います。

是非ご検討ください。

もちろんロードスター以外の車種でも受注生産にて対応可能です。

先日アルファロメオGTVスパイダーの幌交換を行いました。

初めてのアルファ、こころよく実験台となってくださったお客さんと共に作業を進めます。

GTVスパイダーのような後ろが持ち上がるタイプの幌は、

内装をばらす必要がないのでとても簡単なのです!


と思っていたら・・・


いきなりやられました。星型のネジ。

(画像はイメージです)


トルクスっていうんですね、日本車では見ないので知りませんでした。

そういえばハードディスクなんかもこのネジで留まってますね。

しかも大小さまざまなサイズが使われています。


マイナスドライバーでなんとか回るものもあったのですが、

ちっとも作業がはかどらないので、お客さんとホームセンターへ専用ドライバーを買いに・・・

事前に電話で確認したとおり、工具売り場に普通に置いてありました。

ちなみに今回は私の大好きなロイヤルホームセンターへ。

ちょっと遠いけど何でも揃うのでお気に入りです。

(これまたイメージです。写真撮る暇がなかったものですいません。)


さぁ、工具さえ手に入れればまさに水を得た魚!

怒涛の勢いでばらし、新しい幌をかぶせて、再びネジ留めです。


・・・とおもったら、ちっともネジが入っていきません。


日本車だとネジの先っぽかネジ穴がテーパー状になっていて、

適当に突っ込んでグリグリすればだいたい入っていくものなのですが、

アルファの場合はいきなりネジ山同士のせめぎ合い。

ドンピシャの位置に持っていかないと、ちっとも入っていきません。

う~ん、これでいいのかイタリア人。


しかし、慣れてくるとなんとなく感覚が分かってきました。

ネジ山がかみ合った瞬間の何ともいえない快感!

イタリア人はきっとこれがやりたかったのでしょう。

さすがラテン系。求めるものが違います。


結局時間の半分以上をネジ関連で費やしてしまった気がします。

次からはもっと早いですよ、きっと。

作業中は二度とやるまいと思いましたが、

今思い出してみればまぁそんなでも無かったか・・・な?

でも一人でやれといわれるとかなりしんどいです。

物好きなアルフェスタさん、良かったら一緒にやりましょう。

ちなみに写真のほうはまた後日アップしたいと思います。お楽しみに。

今回の取り付け写真はエボリューションオレンジマイカのNBです。

幌はアクリルクロスの黒です。

この組み合わせのご紹介は今回で2度目ですね。

他の車体色だといろんな色を試してみたくなりますが、

この色だけはクロスの黒がやたらと似合います!

「まぁ無難に黒で・・・」ではなくて、「あえて黒!!」です。

ホイールもスタイリッシュでいいですね。


前から見ると・・・・

ん?

何か違うような気がしませんか?

ホイールではなくて、それ以外です。

サイドウィンカーのリングでもナンバーの位置でもありません。

一見するとほぼノーマルっぽいですが、

実はノーマルではありえない状態になっています。


わかった人は・・・

御注文時に答えを言っていただくと、

何かいいことがあるかもしれません。(先着1名限定)

それでは、また。


【追記】

上記クイズですが、あっさり正解が出てしまいましたので終了します。

う~ん、ロードスターオーナーさん、さすがですね。

この程度は常識問題でしたでしょうか...。

というわけで正解は、

「NB1しか設定がない車体色なのに、顔がNB2(以降)」

でした。

また気が向いたらクイズがあるかもしれないので、

どうぞよろしくお願い致します。

どうもご無沙汰しております。

今回は皆さんお待ちかね、かどうかはわかりませんが、

ワンピースタイプ幌の取り付け写真を紹介いたします。


ちょっとシンプルすぎるかなと思っていたのですが、


思いのほか、イイ!!

というか通常タイプと同じくらい、いい!!

全然廉価バージョンという感じではなく、お好みで選んでもらったらいいですね。



それにしてもこのロードスター、やけにピカピカです。

私のはヨレヨレなので羨ましいです!

黒は本当に維持が大変です。。。


後ろから見るとこんな感じ。


NAのリアスクリーンと比べるとガラス下部の生地が広いですね。

幌を畳んでみると分かりますが、この部分の生地が長くないと、

ガラスがうまくカーペットの上に乗っかりません。

というわけで、ガラスのサイズはどうやってもこれが限界なのです。

でも、多少狭くても視界スッキリなので、全然気にならないと思います。


私なんかも「後ろに何かいる」程度しか見えないスクリーンで乗ってましたからね。

今考えると恐ろしいです^^;

オプション無しなら37,000円ポッキリですので、

それほど気負わずに交換できるのではないかと思います。

ご検討下さい。

自宅用のアウトランダーを三菱に車検に出しました。

出てきた代車がコレ。


アコード?じゃない。

インスパイア?でもない。

Hのエンブレムがちょっと曲がってます。

そう、HONDAのHじゃなくてHYUNDAIのHです。


海外市場において日本車を駆逐しつつあるヒュンダイ。

前からどのようなものか気になっていたのですが、

まさか三菱に車検に出してヒュンダイに乗れるとは!

ちなみに何故三菱にヒュンダイがあるかというと、

ちょっと前は提携をしていて、三菱ディーラーでヒュンダイも販売していたのです。


今回の代車はソナタです。

韓国といえば「ソナタ」です。

ボディサイズは結構大きめですが、

乗ってみればそれほど気になりません。


この車、アクセルを踏み込むとグワッと加速します。

でもその後は続きません。

日本車もそうですが、発進時に回転を上げてトルコンを滑らし、

出だしでの軽快感を演出するタイプの設定のようです。

これが日本車よりもさらに顕著で、

ちょっと踏んだだけで「グワッ!」「グワッ!」と回転が上がり、

落ち着きがなく少々不快に感じます。

アクセル開度を無視してマイペースに加速していく欧州車とは対極です。

ちなみにエンジンはアウトランダーと同じ系統の2.4Lエンジンです。



乗り味のほうは一見柔らかめの設定ですが、

段差や悪路ではドコドコと不快な突き上げが発生します。

サスが柔らかいのではなく、シートが柔らかいという感じです。

高速ではわりと安定するのかもしれません。



 

ハンドリングはなかなか軽快で操舵感はFRに近い印象です。

ですが細かいところで設定のアラが感じられます。

特にステアリングを戻した後の収束が少々バタつきます。

もう少し煮詰めないといけないでしょう。

 



内装はまぁカローラクラスといったところです。

ですがこれも日本車と比べると少々劣ります。

プラスチック部品の端部を触ると細かなバリが残っており、

見た目にも雑な印象を受けます。

しかしパワーシートやサイドエアバッグなど、装備はなかなか充実しています。

エアコンも左右独立です。

お買い得感は高いかもしれません。

リアシートはなかなか広くてクッションもゆったりしており、

居心地は悪くないです。


というわけで、今回借りたソナタに関しては、

わざわざ自動車大国ニッポンで買うほどの魅力は感じませんでした。


が、しかし、新型のソナタではもっと進化しているに違いありません。

工業製品なんて他社のをサンプルで買ってきて研究し、

そのまんまパクってしまえばいいんですから、追いつくのはあっという間です。

恐るべし韓国、この先日本車はどうなってしまうのでしょう?


しかし彼らには日本メーカーの創成期にあったような、

自動車に対する憧れ、思い入れが感じられません。

工業製品としてしか見ていない印象があります。

機能だけではない、走る楽しさ、カッコよさを彼らが理解するには、

もう少し時間がかかるかもしれません。

彼らがそれに気づく前に、日本メーカーも新しい方向性を見出さないと・・・

ご挨拶がおくれましたが、

新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします!


新年の第一弾は昨年末に作業させていただいたNBロードスターです。

色はモンテゴブルーマイカ?トワイライトブルーマイカ?

よくわかりませんがその類のはずです。

VSなので元の幌はビニルタンですが、

今回は同じ茶系統のダークブラウンにしてみました!

 

スポーティーなモディファイを目指して目下改造中ですので、

クラシカルなタンよりダークブラウンのほうが引き締まります!

車高が高い??

ご安心ください。

これからバッチリローダウンしてツライチで決めるそうです!



斜め前から。

撮影場所のセッティングが良くなかったですね。

ちょうど日陰と日向と半々で見にくくてすいません。



内装との比較はこんな感じです。

だいぶ濃さは違いますが、同系色なので合っていると思います!

ちなみにNBですが、熱線は無しです。

まだ付けた直後なのでシワがありますが、そのうち取れます。



こちらのマフラーは柿本改です。

元気の良さそうな見た目ですが、実際の音はそこまで大きくなく、

低速トルクもちゃんと出ていて、なかなか扱いやすそうなマフラーでした。

ところで柿本改の改ってどういう意味なのでしょう?

紫電改的な感じですかね。


ちなみにこちらの車両は女性オーナーさんです。

このあとロールバーをつけるということで、そのまま車屋さんへ直行されました!

ロードスターオーナーの女性は元気があってサッパリしていていいですね!

Jリミテッド、買っちゃいました。


走行14km、超極上です。

マツダディーラーで買いました。


嬉しいので欧州旅行です。


早朝の人がいない時間を狙って撮りました。



朝方、夕方は車が一番きれいに見えますよね。


最近は中古車屋でロードスターを見かけるたびに買ってしまいます。

もうガレージにはロードスターが10台以上・・・


というわけで、年甲斐もなくグランツーリスモ5を買ってしまいました。

と思っていたら、購買層は、30代、40代がメインとのこと。

最近の若い人の車離れはますます深刻ですね。

10代、20代のみなさん、ロードスター安くていいですよ!


それにしても初代GT以降遠ざかっていた私には、色々と衝撃的です。

上の写真はゲームの中のフォトモードで撮りました。

ネットにも繋がるし、youtubeとか見れちゃうし、

TVも録画できるしブルーレイも見れるし、

なんかもう色々とすごいですね、はい。

 

 きのこ栽培キットを買ってきました。


箱から出すと・・・


・・・・・・・・

精神がざわざわっとなりました。




なんか、漫画でこんなのがあったような・・・。


数日後


一気にきのこ大発生。 菌類の成長恐るべし。




こうなると結構かわいい。


裏側。


緻密なディテール。


収穫。


このあとさらにこの2倍くらい獲れました。

きのこステーキにしたら激ウマです。


収穫が終わったら少しの休止期間を経て、再び発生します。

春まで3~4サイクルは楽しめる模様。

簡単だしコストパフォーマンスも高いのでお勧めです!

(※当店では扱っておりません)

またまたお客様の取り付け写真のご紹介です。

今回はNBロードスターに高級生地Twillfast IIのブルーです。

NB骨組みセットで販売させていただき、

車体への取り付けはお客様のほうで行いました。

オプションで熱線も追加しました。

ちなみに今回はいつもより画像サイズが12.5%増です。


まずは右後ろから。



大きなリアウィングが装着されていますが、

GTウィングほど派手ではなく、なかなかいいですね!


続いて幌を少しアップで。


光沢がありながら、マットな質感。

意味不明な表現ですが、でもそんな感じなのです。

まるで高級スーツの生地のようです。


さらに等倍で見てみましょう。


織り目がつんでいて、重厚感があり、

それでいて柔らかく、しなやかで、しつこいですが、とてもいい感じです。


続いて左後ろ。

せっかく送ってくださったので、全部アップしちゃいます!


ホイールはWORKでしょうかね。

ポリッシュ仕上げの深リムがいい感じです。

ところで、遠くに見える景色、最高ですね。

私もこんなところに住みたいです!


横から。


立派な門構えです。


最後は前から。


どこのエアロでしょうか?

純正だと割とファニーフェイスな前期NBですが、

とても精悍な顔つきになっております。


以上、お客様の写真紹介でした。

うちは外部への宣伝広告はしておりませんので、

お客様から送っていただける写真が唯一の広報手段です。

ですので送っていただけると本当に嬉しいです。

ご購入いただいた皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

 

今回はMR-Sの幌のご紹介です。

こちらのお客さんは沖縄の中古車屋さんです。

非常に懇意にしていただいておりまして、何度かご注文を頂いております。

沖縄ではやはりオープンカーが人気みたいですね!


まずは斜め後ろ。


赤のボディにダークルビーの幌です。

ロードスターでこの組み合わせだと派手すぎてしまう気がしますが、

MR-Sは元々スポーティなデザインなので、なかなか似合っていると思います。


斜め前。



続いて横から。



最後は後ろから。


MR-Sのリアガラスはロードスターと比べるとかなり四角いですね。

ちなみにMR-Sの初期型純正幌はリアガラスの取り付けに難がありまして、

布に接着剤で張ってあるだけなのです。

両側から挟んであるわけでもなく、片面が張ってあるだけ。

ですから何年か経つとこの部分が剥がれてしまいます。


当方の幌はガラスを両側から挟んでガッチガチに固定してありますので、

まず剥がれる心配はありません。

万が一剥がれてもメーカー保証がありますので安心してご使用ください。


ちなみにこちらの幌、付けた当初は細かなシワがあったのですが、

時間の経過とともにほとんどなくなりました。

幌は熟成が大切です。

お客さまの取り付け写真をご紹介します!


今回はNBへの取り付けです。

NBで紺ということはトワイライトブルーマイカ?

幌のほうはダークルビーです。

難しい組み合わせですが、なかなか似合っています!


後ろから見るとこんな感じ。


NBですが、熱線は無しです。

個人的には無いほうがスッキリしていて好きです!


続いて横。


NBはNAと比べると抑揚がきいてますね~!

サラブレッド的な躍動感があります。

どっちも好きですけどね。


ちなみに今回はお客様のほうで取り付けをされました。

当初リア周りに少しシワが寄っていましたが、

その後当方からアドバイスさせていただき、だいぶ改善したとのことです。

お近くの方は当方のところまで来ていただければ

直接アドバイスもさせていただきます!


いつか何人か集まって、

「幌張替え教室」なんてのをやりたいなぁ、と思っております。

まずは私がデモンストレーション。

その後それぞれ自身の車両の交換作業。

分からないところは指導いたします。

そしてお昼はみんなでバーベキュー!!

前回お話したプジョー406クーペを見てきました。


ちょうど千葉に一台あったのです。しかも5速MTが。

実物はメチャクチャカッコよかったです。

なによりリアシートの広さにビックリ!

外から見たらクーペなのにどうして?ってくらい広いです。

ちょっと前にあったクーペっぽいセダン、

マリノやセレス、カリーナEDなんかより、よほど広い気がします。

そんでもってさらにトランクもやたらと奥行きがあります。


まぁ考えてみたら全長は4600mm以上あり、

ノーズもそんなに長くないので、

当然といえば当然なのですけども。

でもそのサイズとパッケージングを

間延びさせずにスタイリッシュに仕上げるあたり、

さすがピニンファリーナだなと思いました。


ちなみにこの車はピニンファリーナがデザインして、

ピニンファリーナの工場で生産している(た)らしいです。

建築の設計でもそうですが、

図面だけ描いて施工屋さんに丸投げすると、

たいてい勝手に変更されておかしなことになるのです。

施工屋さんが悪いとかじゃなくて、向こうは向こうの都合がありますからね。

設計屋の描く図面なんて、納まりはだいたいいい加減ですので。

「文句があるなら自分でやれぃ、馬鹿やろう!」なんてのはよくある話。

で、「わかりました、自分でやりますよ」っていうのがピニンファリーナ。


自分も本当はそういうスタンスでありたいです。

自分で考えて自分で作るというのは非常に効率がいいです。

あとは気心の知れた仲間が何人かいればそれで十分。

まぁ、たいていそう上手くはいかないんですが。

人生のうちで何回かでも上手くいけば御の字です。