こんばんは。
ここ最近幌以外の仕事もかなり忙しく、少々バタバタしております。
というわけで、いくつかまとめて御紹介。
こちらは赤のS2000にTwillfastRPCの黒。
ホイールまで黒くしたからには、もう黒しかないですね。
初期の車両の場合ストライカーの材質が柔らかく、今回もかなり磨り減っていたので交換しました。
もうちょっと片側に寄って磨り減っていれば左右入れ替えで当面凌げたのですが、
今回は中心付近も磨り減ってしまっているため、入れ替えても恐らくNGでしょう。
というわけで、磨り減りにくい材質で出来ているハードトップ用のストライカーに変更。
部品番号は86270-S2A-902です。
ハードトップ用ということになってはおりますが、ソフトトップでも全く問題なく使用可能です。
そうでないと、ハードトップを外すたび、
いちいちストライカーまで換えないといけなくなってしまいますので。
ストライカーは全部で3種類ありまして、
86270-S2A-013 ストライカーASSY ソフトトップ用(AP1-100・110)
86270-S2A-J01 ストライカーASSY ソフトトップ用(AP1-120~)
86270-SA-902 ストライカーASSY ハードトップ用(全年式適合)
というように、前期のソフトトップ用、後期のソフトトップ用、
そして今回付けた全年式適合のハードトップ用があります。
後期ソフトトップ用も固い材質に変更されているので使えそうなところではありますが、
後期用の場合、ロックハンドルのほうも型番が変更されておりまして、
もしかしたら前期ハンドルと後期ストライカーの組み合わせはNGかもしれない、
ということで、今回は全年式適合のハードトップ用をチョイスしました。
もしかしたら後期用でも大丈夫な気もしますが、一応念のため。
こちらは珍しいロータス・エラン(M100系)
幌はStayfastのバーガンディです。
正確に言うとこちらの車両、ロータスがエランの製造を終了した後、
生産設備一式を韓国・キア社が買い取って再生産したキア・ビガートになっております。
ビガートはほぼ完全に元のエランそのまんまですが、
エンジンはキアの自社製エンジンに変更され、
また、サスペンションは韓国の道路事情に合わせてロータスによって再チューニングされていたそうです。
ただしこちらの車両はエンジンをトヨタの3S系に乗せ換えてありますし、
サスペンションも全くの別物に変更されておりますので、
「エランの見た目をした国籍不明カー」になっているのであります。
もっとも、エランのオリジナルエンジンはいすゞ製、
ビガートのオリジナルエンジンはマツダ製をキアが改良したものということで、
元々かなりの混血児ではありました。
横から見ると、画像の縦横比間違ってるんじゃない?というくらい、全長が詰まっています。
ユーノス・ロードスターよりも167mm短く、59mm幅広で、5mm低い、ということで、
他にあまり類を見ない、非常に特徴的なスタイリングとなっております。
いかにもクルクルよく曲がりそうな感じ。
ちなみに、ミッドシップレイアウトを思わせる低い鼻先ですが、FFレイアウトです。
こちらはゴルフIVのカブリオ。
生地はTwillfastIIのライトオークです。
元は黒でしたが(でしたっけ?)、一気にイメチェンです。
ゴルフIVはなぜかびっくりするくらいサイドミラーが小さいです。
世界の実用自動車の代表格たるゴルフにしては、ちょっと意外な感じ。
なにか特別な事情があるのでしょうか。
こちらは初代BMW・MINIのコンバーチブル。
どうにもこうにもシワが入ってしまい綺麗に張れません。
メーカーに画像を送り確認したところ、おそらく製造ミスとのことで再交換させて頂くことに。
せっかくご依頼いただいたのにもかかわらず、ご迷惑おかけしてしまい申し訳ありません。
残念ながら100~200件に1件くらい、こういうどうにも調整出来ない製品が混じる場合があります。
きちんと張れるまで責任を持って対応させていただきますので、
どうか今しばらくお付き合いいただければと思います。
それでは、また。